2016年12月29日星期四

メル・ギブソン監督、映画『ハクソー・リッジ』

ヴェネツィア国際映画祭で開催された、平和をテーマとした戦争映画『ハクソー・リッジ DVD』の満員の記者会見の席上、記者の質問に答えてギブソンはそう言った。本作品は、同日夜のガラ・スクリーニングにて上映された。複数のタブロイド紙でスキャンダル記事の見出しを飾っていたギブソン監督が、10年ぶりにディレクターズ・チェアに戻ることを記念する作品となった。

記者はさらに踏み込み、もっと若い頃に、俳優と監督の両方をやっていたら良かったと思うかと、尋ねた。

60歳になるギブソン監督は、「若い頃は若者の役をうまく演じられただろう」と言い返した。そして、自身のキャリアを思い起こし、ハクソーリッジ DVD「一般的に言えば、私は時間と共に安寧を作り上げてきたんだ」と続けた。

ハクソー・リッジ DVD


ギブソン監督は「全ての能力のカギとなるのは、緊張を解いてくつろぐことだ。年齢と共に人は退屈していくから、リラックスする必要がある。自分の受け持つ領域を知ることだ。それが上手くいけば、良くなることができる」と語った。

しかし、それがいつでも起こるわけではない。ギブソン監督は「時には、悪い方向に大きな一歩を踏み出してしまうこともある」と語り、続けて「私がそうだった。何か良いことをして、その後なぜか、良いとは言えないことをする。多分それが人生なんだ」とコメントした。

ハクソー・リッジ DVD』において、彼の信念に基づく力強いメッセージの大半は、作品の中心人物となる米陸軍衛生兵デズモンド・T・ドスを演じたアンドリュー・ガーフィールドに委ねられた。敬虔なセブンスデー・アドベンティスト信者のドスは、第二次世界大戦中に銃の携帯を拒否した。しかし、彼は沖縄戦において勇敢にも戦地から75名の命を救い、後に名誉勲章を受章した米国史上初の良心的兵役拒否者となった。

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